熱が出たりすると気づくんだ
 僕には体があるってこと
 
 鼻がつまったりするとわかるんだ
 今まで呼吸をしていたこと

 君の存在だって 
 何度も確かめはするけど

 ほんとの大事さは
 居なくなってから知るんだ

 
 延べられた手を拒んだ
 その時に
 大きな地震が起こるかもしれない

 延べられた手を守った
 その時に
 守りたかったのは
 自分かもしれない

 君の存在だって
 もうずっと抱きしめてきたけど

 ほんとに怖いから
 離れられないだけなんだ

 *lalala-lala..
  heyheyhey...lalala-lala..
  oh-oh-..


 人と話たりすると
 気づくんだ
 伝えたい言葉がないってこと

 適当に合わせたりすると
 わかるんだ
 伝えたい気持ちだらけってこと

 君の存在だって
 こうして伝え続けるけど

 ほんとのありがとうは
 ありがとうじゃたりないんだ

 *

 僕らの時計の中 一つだけでもいいから
 ほんと掴みたくて 本当を届けたくて


 歳を数えてみると気づくんだ
 些細でも歴史をもっていたこと

 それとほぼ同時にわかるんだ
 それにも終わりがくるってこと

 君の存在だって
 いつでも思い出せるけど
 ほんとに欲しいのは
 思い出じゃない今なんだ

 君を忘れた後で
 思い出すんだ
 君との歴史を持っていたこと

 君を無くしたあとで
 見つけだすんだ
 君との出会いがあったこと

 
 誰の存在だって
 世界ではとるにたらないけど

 誰かの世界は
 それがあってつくられる
 
 君の存在だって
 何度も確かめはするけど

 本当の存在は
 居なくなってもここに居る

 僕らの時計は
 止まらないで動くんだ

 *