はらりはら


 本心のような言葉

 触れてみれば砂をかむ
 ざらつくかんしょく

 地についているハズの足の
 かんかくの無い
 記憶 
ぬけおちる道

 とらえようのない瞳
 形ないものの
 大きすぎる存在感

 苦しくても息は止まらず
 ねそべる床
 ひんやりと冷たく
 安堵する

 その恋の
 恥じるべき存在感

 こころからの言葉は
 どこ